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久しぶりのパニック障害|再発の原因を考える

パニック障害ママ

2020年夏。 突如、パニック障害を発症。 2024年現在も完治はしていないものの、妊娠、出産を乗り越えワーママとして奮闘中。 今までの生活に戻れるように奮闘中。そんな私の感情や経験を主に書いていきます。

パニック障害再発

パニック障害再発|パニック体験記

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しばらく、予期不安によって怖い場所には行かない生活をしていたのもあってパニック発作が起きることはほぼゼロの生活をしていました。

パニック発作は怖いという意識は完全に残ったままですが発作が起こった時の感覚などをすっかり忘れつつありました。

それなのに、とうとう起きてしましました、完全なるパニック発作。

この記事では、再発した原因や理由にしっかり向き合い、次にパニックが再発したらどうしたら良いのかということもまとめていきたいと思います。

パニック障害の再発率は?

 

そもそもパニック障害は再発しやすいのか?

気になったのでちょっと調べてみました。

寛解後6か月以内の再発率は,女性39%,男性15%であった。

引用:メンタルクリニック虎ノ門駅前

なかなか多いですね。

ただしここでいう再発というのは一度完治してからの再発のことを指すので私のように完治していないが、何とか苦手な場所を避けて生活しては発作を起こさない人を対象としたものではないと思うので参考になるかは分かりません。

そちらを前提に読み進めていってもらえますと嬉しいです。

パニ子
パニ子
確かに、完治は一度もしてないもんね。

パニック障害再発のきっかけ

完治はしてなかったにしても今までパニックを起こさず生活できていたのに急に発作が起きたきっかけは何だったのでしょうか。

今この記事を書いている約3日くらい前に起こしてしまったので忘れないうちに書いていきたいと思います。

旅行先という非日常の中だった

旅行先という、いつもと違う環境の中でした。

ただ、旅行は好きで高層道路を克服してからはよく出掛けていたんです。

(飛行機や新幹線はまだ無理そうでチャレンジすらできていません。
新幹線なら大丈夫そうな気がしているので近々チャレンジしてみたいと思います。)

なのでこれは、きっかけになるかどうかは分かりません。

温泉に入りすぎていた

旅行先は家族で温泉旅行に行っていました。

久しぶりの温泉ということと、赤ちゃんのお世話で普段ゆっくりお風呂に入ることができていなかった私はここぞとばかりに寝る間も惜しんでひたすら温泉に入っていました。

旅館に到着してから、ご飯まで。
ご飯食べてからもちょこちょこ。
夜は2時くらいまで。

途中、ちょっと眩暈を起こしながらも入り続けてしまいました。

何事もやりすぎてしまうのが私の悪い癖です。

多分ここですでに、体がストレスを感じていたのかもしれません。

寝不足

夜中2時までお風呂に入っていて朝は子供に起こされ7時起き。

普段ならこれくらいの寝不足は大丈夫なはずなのですが、やはり温泉で疲れていたのでしょう。

パニ子
パニ子
温泉で疲れるなんて何しに行ったのよ。

パニック障害再発の予兆

再発は突然だとしても、再発する予兆などはあったのでしょうか?

予兆が分かれば、次回から再発防止に役立てると思うので思い出していきたいと思います。

前日から嫌な予感がしていた

実は、前日(温泉に入りすぎていた日)から変な感じがありました。

今回泊まった旅館は、初めてではなかったのですが前回泊まった時には感じなかったような、漠然とした恐怖感がずっとありました。

漠然とした恐怖感

・克服したはずのエレベーターに乗ることができなかった
・弱い動悸がずっと続いていた
・無事に家に帰れるのかという不安が理由もなくあった

パニック障害が再発したらどうなったのか

 

無理や違和感を無視した結果、翌日旅館を出発してすぐに発作は起きました。

旅館の近くの観光地へ行こうとした時、ザワザワザワザワ。

あの、胸が苦しくなりどうしようもないほどの恐怖感。

やばい、どうしよう、どうしよう。

そう思えば思うほどに、苦しくなりまるで電車の中にいるかのような閉鎖感を感じました。

電車で倒れた時に比べたらまだ、意識を保てていたので

「大丈夫、自家用車だから降りようと思えばすぐに降りられる。」

そう、自分に言い聞かせたのですがここは旅行先。

自分で運転する習慣のない私にとっては地理感覚がわからない、いわばコントロールが効かない場所。

自家用車から降りられたとしても安全かどうかわからない、すぐに家に戻ることが出来ない。

どうしよう、どうしよう。。

そこからは、一気に発作が起きてしまい過呼吸になり軽く眩暈も起きてしまいました。

発症した時にとった対処法

なんとか車を止めてもらい車内で横になって少し休み、頓服を飲み少ししたら徐々に普通の感覚に戻ってきました。

どこからはすぐに、大丈夫だなと自分で確認が持てたので予定通り観光をして無事家に戻ることが出来ました。

私は、家族の理解を得られていないのでこのような時に安心する言葉や、安心できる行動をとってもらうことが出来ず、よっぽど他人の心優しい人の方が頼りになるなと悲しくなりました。

多分、ここで家族に安心する言葉を言ってもらえたり、背中をさすって大丈夫だよなど言ってもいらえたらここまで酷く発作を起こさないのかもしれないと思いつつも結局は自分で解決しないといけないな、などと思いながら家路につきました。

パニック障害の再発を予防するには?

起きてしまったものは仕方がないので、今回のように再発した時、しそうな時などのような対処をすれば良いのか?を考えていきたいと思います。

違和感が感じた時点で休む

今回、発作が起きる前の日に明らかに違和感がありました。

それを無視したのが今回の一番の反省点です。

調子が良い時にこそ無理せず休む

私の通っている、病院の先生からのアドバイスをすっかり忘れていました。

先生曰く、調子がいい時に全力を使ってしまうとその分反動(私の場合、疲れやストレスから発作へ)がきてしまう。

調子がいい時にこそ余力を残すておいてなるべく上がり下がりのない生活をすることが大切だよとアドバイスをいただいて

なるほど!

と、結構目から鱗くらいの勢いで納得し、しばらく心がけていたんですがすっかり忘れていました。

全力以上のものを使って結果、一気に疲れから発作が起こったのではないかと冷静になった今だからこそ思っています。

まとめ

 

そもそも、私はパニック障害を完治していないので今回のことは再発というのかはわかりませんが、久しぶりにあの恐怖を体験しました。

何度体験しても、冷静さを保つことは難しくやはり過呼吸になってしまします。

私の場合は過呼吸にまでなってしまうともう、冷静に深呼吸などできなくなってしまうので、その一歩前の段階で休んだり頓服を服用する必要があったなと思いました。

この記事のまとめ

  • 調子のいい時ほど全力を出さず余力を残す
  • 感じた違和感を無視しない
  • やばいかもと思う前に対策する

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