不妊治療・出産 生活

パニック障害で妊娠してもいいの?妊活を決めた考え方

パニック障害ママ

2020年夏。 突如、パニック障害を発症。 2024年現在も完治はしていないものの、妊娠、出産を乗り越えワーママとして奮闘中。 今までの生活に戻れるように奮闘中。そんな私の感情や経験を主に書いていきます。

基本的には、パニック障害が落ち着いてからや、完治してから妊活するのが母子共にとって理想的なのかもしれません。

しかし、女性にはそうしても出産できる年齢というものに限りがあります。

私は、パニック障害中に不妊治療を経て赤ちゃんを授かることができたのですが今回はパニック障害を持ちながら妊娠したらどうなるのかを書いていきたいと思います。

もし、今パニック障害を抱えているけど将来的に子供が欲しいなと考えているなどという方の参考になれば幸いです。

この記事におすすめの方

  • 今パニック障害を抱えているけど子供が欲しいと考えている。
  • パニック障害の中、妊活していいのかわからない。

パニック障害が完治していないのに妊娠した理由

上記に記載の通り、私は自然に子供ができなく不妊治療をして子供(第二子)を授かることができました。

つまり、パニック障害ではあるが、子供を授かりたいという強い意志と覚悟を持って妊娠しました。

パニ子
パニ子
きちんと考えた上で授かったのね。

どうしても子供が欲しい

もちろん、何度も何度も自分と葛藤しました。

パニック障害を持っているのに妊娠したらみんなに迷惑をかけるだけなのではないか。
無事妊娠できたとしてもきちんと出産できるのか。
薬の影響などは問題ないのか。
子供1人の今でさえ、余裕なんてないのにもう1人なんて育てられるのか。
赤ちゃんが欲しいというのは私の単なるエゴなんじゃないか
私が妊娠することで赤ちゃんは幸になれるのか

何度考えても子供が欲しい、でも、、の平行線でした。

パニ子
パニ子
不安要素しかないね。

不安要素しかなく、家族はどちらかというと反対していました。

そんな中妊活する覚悟を決めた理由は以下です。

パニック障害であろうがなかろうが子供を欲しいという気持ちは変わらなく、親や家族に迷惑かけるかもしれないけどそれでもどうしても欲しい。

赤ちゃんが幸せになれるかどうかは、パニック障害関係なく愛情を持っていれば幸せにできる。

妊娠できる時期には限りがある。

私の人生が終わる時、もっと子供欲しかったな絶対に後悔するという確信があったため後悔したくないと思った。

子育て支援が充実していた

私には、

例え、妊娠できたとしても無事出産し子育てをしていくことができるのか。

という漠然とした不安がありました。

自分の精神状態が今ですら不安定であるのにさらにパニック障害の天敵の寝不足や過労が重なったらどうなってしまうのか?
これ以上、精神状態が悪くなったら自分の手で育てられないのではないか。

不安は不安のまま放置していると漠然とした不安がどんどん大きくなってしまいます。

なので不安に思っていることを一つひとつ解決すべく、色々と調べていきました。

無事に出産できるか?
→どうしようもない時は安定剤を入れて出産させてくれるところもあるということがわかったのでなんとななりそう。
(実際に私は先生に安定剤を入れてもらって出産しました。笑)

寝不足や疲労が溜まってパニックがひどくなるのではないか?
→寝不足や疲労を溜めないためことを優先。
そのために地域のサポートを調べたところサポートの体制が結構整っていたのでなんとかなりそう。

など不安要素を調べて一つひとつ解決していって結果なんとなかるんじゃないかと思うことができました。

妊活中に薬はどうしたか?

妊娠中の薬|パニック障害体験記

私は、パニック障害になる前から妊娠をしたいという思いがずっとあったのでセロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は最初から服用していませんでした。

初診の時から心療内科のの主治医にいずれは妊娠をしたいと伝えていたので、

それならば頓服だけでやってみよう。
妊娠する可能性のある人にはセロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は基本出さない

というようなことを言われました。
(考え方は先生によるのかもしれないですが、私は1人の先生にしか見てもらっていないので他の先生の意見はわからないです。)

ですので、

いきなり今までの薬を断薬!
いきなり不安感!

などではなかったので比較的ハードルは低かったように思います。

とはいえ、電車に乗る時や急に訪れるパニックの際には頓服を飲んでいましたしお守りとしていつも持ち歩いていました。

あの恐怖のパニック発作が起きた時に私は果たして耐えられるのか。。

結果、妊活中に頓服を飲んだのは数回程度で他は耐えることができました。

正確には耐えることができたというよりは、パニックを引き起こすようなことをやめた感じです。

妊活中にやめたこと

体調が悪い日の電車(自転車に切り替えました)
不要な外出
不妊治療の先生にパニック障害を隠すこと

特に不妊治療の先生にパニック障害があるということを話すと

今は不妊治療はやめたほいうがいい
治ってからにしたほうがいい

などと言われてしまうのが怖くなかなか言い出せなかったんです。

でも、伝えたらそのようなことを言われることもなくかなり安心したのを覚えています。

不妊治療中は閉鎖的な場所に入ることやじっと待つことも多いです。
早めに先生に伝えておくと良いと思います。

まとめ

パニック障害の妊活|パニック障害体験記

パニック障害の程度にもよると思いますが、妊娠したい!というどうしても譲れない強い思いがあれば妊活しても良いと思います。

長い人生を考えたときに、あの時諦めなければ良かった、と後悔することの方が私にとっては怖いことでした。

しかし、妊娠するにあたっては飲んでいるお薬や今の精神状態によって時期を考えないといけない場合もあると思います。

決して自己判断はせずに、主治医に相談し守っていただき問題を一つひとつ解決し決断していくのが良いと思います。

飲んでいるお薬や今の精神状態によって時期を考えないといけない場合もあるかもしれない
必ず主治医に妊活して良いか確認する
不安要素は、一つひとつ解決していく

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